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介護食に注目!?

突然の介護生活も丸2年、慣れたつもりだ。
たくさんの人に支えられ、様々な知識や情報を手に入れ、少しでも介護される人もする人も「負担」が減るように、日々、生活して来た。母の目覚ましい回復で、私たち兄妹は楽になった部分が多い。とは言え、日々、年々、母が歳を重ねてるのも確かだ。

たとえば、去年、食べられた物が食べられない。
先月は食物アレルギーの話をしたが、食べられなくなった理由は他にもある。硬くて噛めないのだ。時間や圧力をかけて柔らかくすれば、食べられるものもある。でも柔らかくしたら、その物ではなくなってしまうものもある。歯ごたえや食感も、食事の楽しみの中の1つだ。沢庵やキノコ類、キュウリも、柔らかいと食感が変わってそれらしさがなくなってしまう。イカやタコ、貝類もほとんどダメだ。柔らかく煮てあるタコも去年は食べられたのに、今年になって食べられなくなった。

寝たきりになり、楽しみが減った。その数少ない楽しみからも、また少しずつ楽しみが減っていくのだ。
入れ歯を入れれば問題ない!というものでもないらしい。
先日、母の好きなきんぴらごぼうを作った。ゴボウが柔らかくなるまでに40分かかった。私にしてみれば歯ごたえもなく、柔らかいゴボウだったが、母は固くて食べられなかった。
ハッキリ言って手間がかかる。ほうれん草の胡麻和えだって、茹でる時間も長くし、更に細かく刻む。去年までは柔らかく茹でれば、それで十分だったのに。
とは言え、全てをフードプロセッサーにかけてペーストにするほどではない。どんなに味が良くたって、出来ればペースト状は避けたい。我が家に圧力鍋はあるけど、母1人分を作るには大き過ぎる。考えようによっては赤ちゃんの離乳食と同じかもしれない。でも赤ちゃんと違って、食の好みがハッキリとあるし、今まで原形を食べていたから、その食感の違いに違和感があるだろう。

そんな新しい悩みの答えにはならないが、街のフランス料理店で介護食のフルコースを出しているという取材を見た。コロッケは普通に衣をつけて揚げたそのままを、フードプロセッサーに入れてペースト状にし、形を整えソースをかけていた。
料理は見た目も大切と言われている。宅配やレストランでは可能だけど、一般家庭で慣れ親しんだ味での介護食は、やはり手間暇をかけるしか、今のところないのだろう。小さな圧力鍋でも買おうかな?

2か月続けて食の話になったのは味覚の秋だからだろうか。今夜も秋を頂こう!

2 Comments

  1. たかし(45歳)。 たかし(45歳)。

    今月も、朝晩は冷える日がつづく。体調管理をしっかりと!

  2. asobotto asobotto

    お久しぶりです。

    寒くなってきましたね。お母さまの体調は、いかがですか。
    今朝は、とうとう窓ガラスに今年初めての結露が・・・。
    私の好きでない季節の到来です。

    さて、食事の話。
    介護が必要になって、自分でできることが少なくなっていく中、一番の楽しみは食べること。去年食べられたものが食べられない・・・。介護されてる恵利さんもつらいでしょうけど、一番寂しい思いをしているのは、お母さまですよね。どうぞ、恵利さんの知恵と思いやりで、お母さまに素敵な食事を作って差し上げてください。

    インフルエンザが流行ってきているようです。
    恵利さんも、お母さまも、どうぞご自愛ください。

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